じぶんらしさってなんだ⑨
ー疎遠からの再開ー
Sの一件でごたついている頃、もじゃ男はというと…
この年の4月から職場が変わりストレスで6㎏位体重が減少していました。
久々に会ったときのやつれ具合といったらとても心配になるほど。
しかし、夏ごろ1度会ってからは向こうから誘われなければ、わたしから連絡することもないので段々と疎遠になっていきました。
そして、私にも彼氏が出来もじゃ男の事は段々と薄れ「まぁ出会い系での出会いだしこうやって連絡とらなくなっていくんだろうな~。」位に思っていました。
ちなみにまた、年上の彼氏ですがSよりかはマシ。(笑)
10月にもじゃ男から久々に会わないかと連絡がありました。
前から変わっていない土曜日の夜に会う約束をし当日を迎えました。
久々に会ったもじゃ男は夏ごろに比べてだいぶ生気が戻ってきたような感じでした。
そして、いろいろな話をしやっぱり楽しいなと実感(*´Д`)
なぜ、夏頃から連絡をくれなかったのか聞いてみると、
「ストレスで病んでたし愚痴ばっかりで楽しい話はできないから申し訳ないと思って落ち着くまで連絡しなかった。」
との事でした。あ、なんだ。意外と気を遣ってくれてたんだね。(笑)
この日を境にもじゃ男と毎週会うようになるのでした(・_・)
fin.♡
じぶんらしさってなんだ⑧
ーさよなら誕生日ー
Sから写真が送られてきてから、特に返信をすることもなく当日を迎えました。
ちゃっかり誕生日だしと休みをとって夕方に愛犬の散歩から帰ってくると自宅の前に1台の軽自動車が止まっていました。
え…(゜-゜)
なんと本当にSが来ていたのです。
なんなら家の玄関に向かっている所で走って引き留めました。
親に心配かけてはいけないという思いから。
そして、Sは
「迎えにきたよ!ドライブに行こう」
と誘ってきました。
Sには私が嬉しそうにでも見えたのでしょうか…。
準備してくる様に言われドライブに行くことに(;´・ω・)
ドライブ中、Sは今まで会っていなかった期間の話をしてきました。
恐怖でほとんど覚えていませんが、どんどん山の中に向かっていくS。
あまりにも山の中に進んでいくSに殺されるんじゃないかと思い始め、Sとのやり取りを唯一知っているもじゃ男に、Sが来たこと、車でどんどん山の中に向かっていることを伝えました。
何かあったら察してもらおうかと…(笑)
そして星がきれいに見える場所に行き、車を止めました。
Sからの発言は
「俺のためにあんな事(別れ際)言わせてごめん。俺とまたやり直そう」
正直なところ、何言ってるんだろうの一言でしたね!(笑)
あれは確実に自分のためであってあなたのためなんかじゃない!
やり直す気はない。
ということを何度伝えてもSは理解してくれず…。
もうそんな嘘つかなくていいんだよ。とか 待ってたんでしょ。とか話の通じない人の怖さ。
そんなやり取りを続けているとSは、汗をかいたからシャワーが浴びたい、今日だけでいいからホテルに行こうと言いだし連行されていきました…。
ホテルでSはシャワーを浴びてきて、ずっと抱き着いてきていました。
そしてキスをしてこようとするのを必死に抵抗し、
「キス以外ならしてくれて構わない。あなたのことは好きじゃないけど我慢する。だから早く帰してほしい。」
というとSは
「そんな事言う子じゃなかったのに…。俺がりこを変えちゃったんだね…。」
はい…(・_・)??
もう我慢できん!
「あなたが変えたわけじゃないし、そんなに自分の存在がいつまでも大きいと思っていないで。Sと別れてから大好きで付き合っていた人もいるし、Sの事を考えたことはないよ。嘘だと思うなら写真も見せようか?いつまでも意味の分からない事いわないでくれる?早く家に帰して!」
Sと付き合っていたころに怒ったことが私はなかったのでSは相当びっくりしたのか、わかったと静かにホテルを出て自宅に帰してくれました。
帰宅後、SからLINEが入っていましたが未読削除、ブロックをし連絡をとることはありませんでした。
本当に殺されなくてよかったと思います。
ニュースになった時とかを想像してしまいましたよ。(笑)
23歳の誕生日は今でも忘れられない恐怖体験でした…(笑)
fin.♡
じぶんらしさってなんだ⑦
ー恐怖の誕生日ー
地元で働き始めてから初めての誕生日が近づいていました。
特別祝ってくれるような相手はおらず。(笑)
誕生日の1か月前だったかな…。
なんと!!!!
ずっと連絡をとっていなかったS(初めての彼氏編をご参照ください…(^O^))が
LINEの«友達かも»に現れるようになりました。
私は携帯電話番号をずっとかえていなかったのでそこから向こうは追加したのではと思っています。
携帯代も払えなくて私と別れる時にはすでに解約していたのでまた性懲りもなく買ったのか!それともコンスタントにちゃんと払えるように心を入れ替えたのか?
くらいの事しか考えていませんでした。
そして、数日後Sから一枚の写真が送られてきました。
その内容は…
2016年〇月〇日(←私の誕生日)りこを迎えに行く日
とだけ書かれた紙の写メだけが送られてきていました。
正直な話…
普通に怖すぎた。(笑)
しかも何か一言他にも送ってくれればいいのにこの写真のみ…。
あたまおかしいんか(/・ω・)/(笑)
とっても怖くなり実家は知られているし、私が実家に戻ることも知っていたS…。
本当に誕生日に来るんじゃないか…!?
そして、誕生日当日…(-_-;)
fin.♡
じぶんらしさってなんだ⑥
ー出会ってその後ー
もじゃ男と初めて会ってから気まずくなることもなく毎日電話するのも継続していました。
もじゃ男は1年先に社会人になっていて、私はこの年が国家試験を受ける年でした。
国家試験当日もとっても不安で緊張もしていてもじゃ男に話を聞いてもらったりしていました。
ありがたいことにKの事があってから忘れられたのも精神的な支えになってくれているもじゃ男のおかげだったと思います。
私が受けた国家試験が例年にない程、難しく合格率が一番下がるような年でしたがなんとか自己採点では合格ラインを越えて無事に地元に帰れることになりました('ω')ノ
本当によく受かったなと…。(笑)
親になんて言おうとか、働く先はどうしようかなとか、悪い方にしか考えられないほど手ごたえのない試験で奇跡だと私は思っています。(笑)
その翌年の春から私は地元に帰ることになり、社会人に無事になりました(*'ω'*)
もじゃ男はちょこちょこ会っていましたが、もじゃ男も職場を変えたりしていて忙しくなり少しずつ疎遠になっていきました。
たまに連絡をとってはたまに会う。みたいな(+o+)
そして夏に今までで一番焦った事件が起こります。
fin.♡
fin.♡
じぶんらっしさってなんだ⑤
ーその時の気持ちはいかにー
そして何も聞けないまま数日が経ち、遂にもじゃ男からこの前の話を切り出されました。
もじゃ「この前の事なんで何も聞かないの?」
私「聞いた方がよかったの?」
もじゃ「聞かれたら謝ろうと思ってた。こんな簡単に手を出したりしないんだけど…。ごめん。」
私「謝らなくていいよ~。ちゃんと女として見られてるのかってちょっと嬉しかった。(笑)」
もじゃ男「嬉しかったの!?(笑) まあ、なんかあの時は無防備な所みたらムラッとした。」
私「そうか、ぶすでもムラッとするんだね。(笑)」
こんな感じでいつも通りのままこの話題は終了しました。
もじゃ男いわく、帰った後友達に相談していたそう。
こんな事いつもしないのにやらかした~みたいな。(笑)
そして、何も言ってこない私が逆に怖すぎて話を振ったんだそうです。
こういう時ってなかなか聞けないんですけど、皆さんはどうですか?
fin.♡
じぶんらしさってなんだ④
ー初対面ー
もじゃ男から誘われて初めて会うことになりました。
私が一人暮らししている所まで電車で来てくれるとのことで私は駅まで迎えに行きました。
駅でもじゃ男と対面すると始めはすごく緊張しましたが、もじゃ男はいつも電話しているときと変わらない態度で接してくれました(゜-゜)
徐々に私も緊張がほぐれていき、いつも通りになれ楽しく過ごしました。
そして会ってからカラオケに行こうと話になりカラオケへ!
私もカラオケが好きなので喜んで!って感じでしたね(*´Д`)
そして驚いた事はとってももじゃ男が歌が上手だった事!
大学の友達を含め、上手な男性が少なかったのでとても感動したのを覚えています。(笑)
軽音部でボーカルしていただけある歌唱力でした(*^▽^*)
カラオケの後は家に帰り、当たり前かの様に一緒に寝て一晩を過ごし朝方に襲われました。(笑)
襲われたはよくないですね。拒否しなかったので。(笑)
内心その時は散々、ぶすだって言われていて女としてなんて1㎜も見られてないだろうと思っていたので少し嬉しい気持ちになりました。
そして、その日はなぜ手を出したのかとか、どう思ってるのかとかは何も聞けず遊んで普通にさよならしました。
その後、友達には
「いやーそのパターンはずるずるいくよ。多分。」
と言われましたが、この先本当にその未来が待っていました。
預言者かな…(^O^)
fin.♡
じぶんらしさってなんだ③
ー本気か、こいつー
連絡を頻繁にとっているともじゃ男からはなかなかな暴言を吐かれていました。(笑)
例えば
「ごみみたいな顔してるな」
「顔面で福笑いでもしたのか」 などなど…*1
文面で見るとめちゃめちゃ嫌なやつですね。(笑)
この時はまだ会ったこともない人で写メだけ交換していた状態でした。
それでも私は冗談ぽい感じではあったし、自分が可愛くないことは理解していたのであえてこれに乗っかるような形でいつもやりとりしていました。
当時の私には別に嫌なことではなく、ちょっといじられてるくらいの感覚でしたね。
むしろ、いじってくれてありがとう的な(^_-)-☆(笑)
大半の方には理解できない状況ではあったと思います。(笑)
もじゃ男と話していて一番思った事は長時間の電話が苦にならないこと。
Sと長時間電話していた事はありましたが、話がつまらなくて苦痛でしかありませんでした。
あの時と比べるとなんていいのだろうか!
こんな関係をしばらく続け、私はKのことを考えなくてもよくなり
いつの間にか吹っ切れているような状況になりました。
もじゃ男のおかげだったと思います。
そして、もじゃ男から会わないかと誘いがあり、私の一人暮らししているところまで来てくれることになりました(*´Д`)
fin.♡
*1:+_+