ちびでも大好き⑦
ー終わりの電話ー
Kからの連絡を待ってる間、私はとても後悔していました。
あんな事言わなければよかった。
そしたら会えたしこんな事にならなかったかもしれない。
きっと別れを切り出されるだろう…。
そして、ついにKから電話が来ました。
その内容は…
K「2年も付き合っていたのに信用されていない事がショックだった。この前の喧嘩から正直冷めたし悲しかった。だから友達に戻ろう。」
私「この前のは本当にごめん。悪いところは治すから考え直して欲しい。」
K「こんな気持ちで付き合っていてもりこに悪いから。」
私「それでもいいから。好きになってもらうように頑張るから…。」
K「友達に戻って1回落ち着こう。またお互いが好きだってなったらまた付き合おう。」
私「…泣。 ……わかった…。困らせてごめん…。信じてあげられなくて本当にごめん…。」
おおまかな内容はこんな感じでした。
そして、淡々と文章では言ってるように見えますが実はKも泣いていました。
好きだったから辛いんだと泣いていました。
この時は自分が信じてあげなかったから、傷つけてしまったと相当自分を責めました。
別れたからってご飯が食べれなくなるという事はありませんでしたが、この時は本当に食欲がなくて死んだような顔で生きていたと思います。
そして、電話だけで終わるのが嫌な私はKに約束を取り付けます。
私「最後に会って話がしたい。電話で終わるのは嫌だよ。約束してた日は行く予定だからそこで会ってほしい。」
私はまだ実習があったのでKと会う約束を取り付けました。
会ったら気持ちが変わるかもしれない。
もしかしたら、考え直してくれるかもしれないと淡い期待を抱きながら約束の日を迎えるのでした。
fin.♡